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January 31, 2012

夢に向かって②

  道徳の授業が終わって体育館へ移動して宮島さんのお話を伺った。

  ・小学校で始めたバスケット。
   最初はいやいやだった。
  ・コーチにリバウンドを誉められ、
   自信とやる気が出た。
  ・中学では、県代表を目指した。
   そして、そのために努力した。
  ・中二の代表選考の時にけがをした。
  ・中学の県代表はあきらめた。
   でも今度は、
   高校での県代表を目指そうと思った。
  ・けが治療のための手術を受けた。
   血管断絶で足が壊死し、
   切断を余儀なくされた。
  ・とても嫌だった。泣いた。
   でも、生きるためには仕方がないと
   切断を受け入れた。
  ・しかし、またその手術もうまくいかず、
   再び切断した。
  ・もうどうにでもなれという気持ちで泣いた。
  ・最初は友達にも会いたくなかった。
   でも、家族も友達もみんな支えてくれた。
  ・車椅子バスケを奨めてくださる人と出会った。
  ・リハビリを行い、
   中三から車椅子バスケットを始めた。
  ・高校へ入って日本代表を目指した。
  ・大学へ行って夢だったパラリンピックに出場した。
  ・ぼくはどん底を味わった。
   だからもうそれ以上につらいことにあわないと思う。
  ・ロンドンのパラリンピックに出場して活躍する。

  普通の少年がけがをきっかけに壮絶な生き方を強いられ、またそれを乗り越えたという事実に、会場中がシーンとなった。
  その後、宮島さんの所属されているチームの皆さんとも一緒に10分間の試合を拝見した。その激しさ、スピード、テクニックは本当にすごかった。そして何より、プレイされる皆さんの集中した表情と輝く汗が観ているのぼくらに何かを訴えた。

  子どもたちは、実際に宮島さんのお話を聞き、プレイを観て、授業で考えたこと以上のことを考えたに違いない。「授業の内容と宮島氏の講演がつながっていて、考えさせられるよい一日になった。」という保護者からの感想をいただいた。
  今回の宮島さんの生き方について授業で考え、そしてお話を伺ったことは、「夢に向かって」という題材についてはもちろん、生き方そのものについて深く考える機会を、子どもたちに、また、ぼくに、そして、保護者の皆さんに与えるものだった。

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January 30, 2012

夢に向かって① 

  29日のPTA教育講演会の講師として車椅子バスケットボール日本代表候補の宮島徹也さんが来校された。宮島さんは、砺波東部小出身の方で、地域では有名な方である。ぼくは、障害を乗り越えて自分の夢に向かって今努力し続けられている宮島さんからより多くを学ばせてやりたいと思い、講演会の前に行う学習参観では、宮島さんの生き方を考える「夢に向かって」という題材名の道徳の授業を行った。

  この授業では、まず、宮島さんと自分の共通点の相違点をとらえさせた。
 自分の夢は「何か」
 そのために「どんな努力しているのか」
 努力しても夢がかなえられないのは「どんな場合か」
次に、宮島さんのことを紹介した新聞記事を読み、
 宮島さんの夢は「何か」
 そのために「どんな努力されたか」
 努力しても夢がかなえられないのは「なぜか」
さらに、宮島さんの思いに迫るために、
 宮島さんは障害をもつ前は
   「どのような気持ちだったか」
 宮島さんは障害をもったとき
   「どのような気持ちだったか」
 宮島さんは車椅子バスケットボールを
   始めて「どのような気持ちになったか」
と尋ねた。
  Dscf78682そして終末では、「自分の夢のことを宮島さんに伝えるための手紙」を書かせた。書き終えた後、ぼくが宮島さん役になり一人の子どもに手紙を読んでもらった。

  その子の手紙の終わりには「わたしはあきらめません」と書かれていた。また、講演会を聞き終え教室へ帰ってきてから「先生、宮島さんに手紙を書きたい」という子どもが何人もいた。この2つの子どもたちの反応から、障害を乗り越え夢に向かって努力されている先輩宮島さんから多くの学ぶことができたのではないかと思った。

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January 29, 2012

若手研(1月 冬季セミナー)③

  若手研冬セミナーの前半は、輪講と授業分析を行った。そして、29日、後半として講演会を行った。講師は、企業で管理職をされているAさんである。Aさんのお話は、ぼくの想像以上の素晴らしい内容で、特別に参加されていた校長先生をはじめとする諸先生方も大変満足されたご様子だった。

  お話の内容は大まかに次の4つである。
 (1)自己紹介として大学選択から就職までの経緯
 (2)企業の目的と業務、企業人としての心得
 (3)企業における諸問題と若手育成
 (4)家庭人としての心得
  その中で、特に以下の言葉が印象的だった。
 ①利益を出すと給料がもらえる
 ②いろいろなことを知らないと仕事ができない
 ③自分で実態を知るための「視る目」が必要である
 ④打てない人に「打って」というのではなく、
   打つためのコツを教える

Huyusemikouennkai(3)についは、若い社員にはコミュニケーション能力を高めることを求めているそうだ。コミュニケーション能力とは、「自分と相手がいろいろなもの(意図や意思)をシェアする」ことであり、「上司と部下の信頼できることで組織の力を最大限に発揮されるようになる」と述べられた。また、②については、入社以来業務に関する知識をたくさん勉強し、資格試験を受けられたことや、法律の改正や追加により業務内容がどんどん多岐にわたり、今後もさらに勉強する必要があるそうだ。そんな現実から、企業で行うOJTや研修会はもちろんだが、基本的は勉強は自分で進んでやるもので、休日には2時間程度勉強されているとのことだった。

  夏季セミナーに引き続き、今回の冬セミナーでも、企業の方からお話を伺った。教員として授業技術を高めることはもちろんだが、広い視野をもつために異業種の例から世間を知る必要がある。また、いずれにせよ、社会人としては、常に勉強することが求められているということも確認できた。
  受講した若手研メンバーの感想には、
 /////////////////////////////////
 職種の異なる方からお話を聞くのは、
 おもしろく、よい刺激を受けることができる。
 授業技術を高めたり児童理解を深めたりする
 専門性も大事だが、
 社会人としての資質を高めないと、
 広く通用する教員にはなれない。
 このような研修に感謝です。

//////////////////////////////////
と書かれていた。若手の先生方にとってよい学びの機会になったのでないかとほっとするとともに、講師役のAさんには本当に感謝したい。

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January 28, 2012

Good Luck

 41jwkq99zgl__bo2204203200_pisitbstiアレックス・ロビラ氏とフェルナンド・トリアス・デ・ベス氏著の『Good Luck』を読んだ。これは向井先生から紹介されて本で、5、6年前にベストセラーになった本だそうだ。あとがきまで119ページと少なく、1時間ほどで一気読めた。読み終わったあと、小さいけどしっかりとした感動が生まれ、この本に書かれている考え方を大切にし、日々実行していこうと思った。

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January 27, 2012

主体的に学ぶ姿を育む指導とは

  先日、校長と教頭、教務主任、そして生徒指導主事より、学年の子どもたちへの指導に関して教えていただける機会があった。その中で校長から、「今後はさらに子どもたちが主体的に学ぶようにほしい」というお言葉をいただいた。その点については、学年内でも共通理解していて、3学期からの総合や特別活動では、子どもたち一人一人に役割を与え、行事の企画・準備・運営を進める時間を設け、主体的に学ぶ姿を育む指導に努めている。

  ぼくは、委員会紹介集会の企画・準備・運営を担当する子どもたちを指導している。そこに集まった子どもたちの多くは、どちらかと言えば普段からおとなしい子どもたちだ。そこで、「少しでも積極性をもち、人までも堂々と表現できるようになってほしい」という願いをもち、とにかく主体的に学べる機会をつくろうと心がけた。
  そんな折、「29日のPTA教育講演会でお話してくださる車いすバスケットボール選手の宮島さんへの応援を5年生でしてほしい」という依頼を受けた。ぼくは、これ絶好のチャンスだと思った。そして、次のような指導を行った。
 約20人を応援係として、
   全員で応援内容を考させた。
 応援の内容を中心的に考えた子どもたちを
   監督役とし、係運営をリードさせた。
 監督役以外の子どもたちには、
   一人一言のセリフを担当させた。
 応援の内容や進め方のアドバイスはするものの、
   自分たちに練習する機会を設けるように働きかけた。     
 係以外の5年生全体に教える場面を設定し、
   まずは、一通り応援の見せるようにした。
   次に、「監督役」の子どもたちが練習を進行したり
   「こうしてほしい」など全体に教えたりする
   ようにした。
すると、
  ・監督役の子どもたちは、応援係や全体に対して
  適切に教えていた
  中には、手取り足取りやさしく教える姿があった
  ・それ以外の子どもたちは、今までに比べて
  担任が驚くようなかなり大きな声でセリフを
  言ったり、しっかりした応援の動きを
  見せたたりした

などの効果が見られた。

  このことから、主体的に学ぶ姿を育む指導では、
 ・特長を生かして一人一人に役割を与える
 ・企画や準備をする時間をできるだ十分に確保する
 ・推進役を通して全体に指導がいきわたるようにする
 ・実際にやらせてみて改善点に気づくような機会を
  定期的に設ける
 ・「やればできる」と励まし、少しでも上達したことと
  その場で大いにほめる
が大切ではないと思う。
  また、“教員は見守るだけ”の中で、「今までより大きな声で応援のセリフを言う」「やさしく友達に教える」などの主体的に学ぶ姿は本当に素晴らしく、教科の指導とはまた一味違った総合や特別活動での学習のよさを感じることもできた。

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January 26, 2012

北陸三県教育工学研究大会(準備①)

  2月11日に行われる第33回北陸三県教育工学研究大会の富山大会で論文発表をさせていただくことになっている。論文のタイトルは、「教員の資質向上を図るためのミニ校内研修の実施上の留意点の検討」である。研究大会での発表用のプレゼンの指導を受けるために、1月下旬から2月上旬に何度か勉強会が行われる。
    
  P1050149その第1回目の勉強会には、特別支援学級における算数科の指導法に関する研究を発表される川口先生と、算数科の言語活動充実に関する研究を発表される表先生が参加された。お二人のプレゼンを拝見し、それに対する高橋先生のご指導を伺った。まだプレゼンができていないぼくにとっては、プレゼン作成の留意点をたくさん知ることができ、本当に勉強になった。ぼくが重要だと思ったのは、
 ・発表の型に合わせる
 ・使う一つ一つの言葉を説明する
  (曖昧な言葉は使わない)
 ・研究方法を図で、実践の様子を写真で
  示し伝わりやすいように配慮する
 ・研究の成果のエビデンスを示す

などである。

聞き手の方々に少しでも伝わるようなプレゼンをつくるために、何度も繰り返して指導を受けるようにすることが最も大切である。そのために、荒削りなものでよいから一通り仕上げることを優先させていきたい。

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January 25, 2012

楽しませる指導とは

 25日、5年生のスキー教室を夢の平スキー場で実施した。寒波が近づき強い雪が降る中だったが怪我無く無事に終了することができてよかった。これも、企画や準備、指導の中心として働いていただいたA先生、そして引率してくださった先生方や指導講師の先生方のおかげである。

  さて、今年度も初級班の担当。パラレルやウェーデルンなど高い技術の指導もしてみたいとも思うが、次のようなことを目標に掲げて取り組む初級班の指導ならではの喜びもある。
 ①スキー教室が終わった時に
  「楽しかった」と思える。
 ②スキーを楽しむための
  多様な技術を身に付ける。

  ①の目標を達成するために、ゲーム感覚を味わうことができる指導と即時フィードバックの2つである。準備運動を含め練習メニューのほとんどで、子どもたち一人の活動に対して点数をつけた。その点数は基本的には加算していくが、転んでしまうと0点にからやり直すというルールも入れた。最初の配点は低いが、練習のレベルが上がるにしたがって配点が高くなる。子どもたちの活動(滑り)に対してその場ですぐに点数を述べるとともに、ワンポイントアドバイスを行う。これを繰り返し励ましの言葉をかけ続ける。
  ②の目標を達成するために、スキー板の立て方や持ち運び方、ストックの握り方、スキー靴の脱着のし方など、滑ることには直接つながることではないが、今後スキー場へ来たときに役立つと思われる。これらの指導の結果、子どもたちはスキーの扱いに慣れ、ある程度スピードをコントロールしながら緩い斜面を滑り下りることができるようになった。また、全ての子どもが「楽しかった」と話してくれた。

  Skiわずか3時間半ほどの練習だったが、繰り返しの練習が続いたので初級の子どもたちにとってはすごくハードだったと思う。しかし、どの子も弱音を吐かず最後まで練習を続けたし、よい笑顔やがんばる表情をたくさん見せてくれたので、それぞれに満足感や達成感を味わい、スキー教室を楽しんだと思う。「来年はリフトに乗りたい」という一人の女の子の言葉に、ぼくも充実感を味わうことができた。

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January 24, 2012

既習事項をどのようにつなげるか

  今、理科では電磁石を扱った単元を学習している。まず最初に「電磁石にはどのような性質があるのか」という学習課題に取り組んでいる。

  電磁石のことを初めて知る子どもたちがほとんどである。そんな子どもたちにその性質を尋ねても全く想像もできないかもしれない。
  そこで、「磁石にはどのような性質があるか」という問いを行う。「電」の部分をとるのである。これだと、
 ・鉄につく
 ・その他の金属につかない
 ・N極とS極がある
 ・磁力が伝わる
 ・方位磁針に近づけると動く

などの性質がすぐに出てくる。つまり、磁石と比べその既習事項をもとに、電磁石の性質も想像できるようになる。
  上の5つの性質について実験をするうちに、磁石とは異なった性質があることに気づく。それは、電流を流すと磁力が発生し電流を切ると磁力がなくなるということである。子どもたちはこの性質にとても驚く。それは、これまでの永久磁石ではできない働きであるからである。次に「磁石にはない性質にはどのようなものがあるのか」を考える場面では、豆電球の学習を想起させる。
 ・豆電球と電池、スイッチで回路をつくり
  オンにすると明かりがつき、
  オフにすると明かりがつかない

つまり、ここで、「電磁石では、電流が流れると磁力が発生する」という性質があるということが想像できるようになる。さらに、ある子が、モーターでプロペラを回す例を示し、
 ・電池(電流)の向きを換えると、
  回る向きも換わる

という既習事項を述べ、新たな性質についても考えることができた。そして、「電池(電流)の向きを換えると回り方が逆になることから、プラス極とマイナス極が入れ替わることで働きが逆になる」「S極N極も換わるのではないか」という想像を導いた。

  これらのことから、指導する場合に、既習事項をつなげることが重要であることを改めて感じた。電磁石の例であれば、磁石の性質と電流の性質をつなげることで、電磁石の性質を想像できるということである。これらのことは、下位目標を考え、スモールステップで指導するということとも関連があると思う。
  既習事項をどのようにつなげるのかということを、今後もしかりと考えていきたい。

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January 23, 2012

既習したことをどのように思い起こすか

  今、国語科では『ゆるやかにつながるインターネット』という教材文を使って学習している。この教材を使ってまずは説明的文章の読み方が身に付けているのかまずは復習を行った。

  「本文にある10段落は、それぞれ『はじめ』『中1』『中2』『終わり』のどれに当たるのか読み取ろう」と一度読み終えた後に投げかけた。すると、それに対して「『終わり』が最終段落である」という意見が早々に出された。次に、「『はじめに』にはどのようなことが書かれているのか?」と発問すると、「『問い』が書かれている」とすぐさま答え子どもがいた。そこで、「『問い』だとわかるところに線を引こう」と指示した。すぐに見つけられない子どももいたので、「『天気を予想する』の文章を見直すとよい」と助言すると、どの子も習ったことを思い起こして正しいところに線を引くことができた。
  Dscf7777ところが、「中1」と「中2」の区切りについて意見が割れた。そこで、区切る根拠を考えさせた。その時、子どもたちが参考にしたのはやはり既習事項である。「天気を予想する」の学習での既習事項を教室の掲示物に求めたり、ノートを見直したりしていた。その結果、「このように」や「しかし」などの接続語を根拠として考えを述べる子どもが多かった。
  
  既習したことをどう思う起こすか、その方法を身に付けさせることが子どもの新たな学びの足場となる。そのためには、普段の授業から、例えば導入で、前回の授業を振り返えらせたり学習の足跡となる資料を提示したりして既習したことを確認する場が必要になる。
  子どもの知識がうまく積み重なるように指導するためにも、子どもが既習事項をうまく生かせるような授業の組み立て方を今後も考えていきたい。

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January 22, 2012

Hot Edu + vol3

  Dscf7745『Hot Edu + vol3』が届いた。今回のテーマは「実物投影機の活用で子どもたちの伝える力を育てたい」である。そして、「子どもが使い方を見せる」や「スピーチのメモを映す」など授業での活用事例12が紹介され、その1つ1つが3つの事例でより詳しく説明されている。その他にも、影山先生の算数科の授業での活用例を11コマで紹介したり、「こんな場面でも使えます」や「教室環境の工夫」など裏ワザのような使い方も紹介されていて実にバラエティ豊かである。

  今回の冊子を見てぼくが考えたことは、本校の学校研究との関連である。本校の研究主題は、「言語活動を通して自分の考えを表現する子どもの育成」である。そして、本年度は国語科、まずは「読む」力を伸ばすことに絞って授業研究を中心に研究を進めてきた。各学年での授業を参観したり実践のまとめを読ませていただき、「言語に関する知識・技能」を身に付けさせたり「的確な理解と論理的な思考・表現」ができるような学習活動を工夫したりする取り組みを全校で実践してきた結果、「読む」力は少しずつ伸びてきた感じがする。
  しかし、実態調査の分析を進めていくと、研究主題解明のためには、読み取ったことを適切に表現する、とりわけ「書く」力より「話す」力をもっと伸ばすことが必要ではないかと感じている。つまり、「読む」でインプットした情報を使って思考した事柄を、「書く」や「話す」というアウトプットによって、さらに深めることができるということである。
  その点に関して高橋先生の「理論&ポイント」の記事「実物投影機の活用で子どもたちの説明する力を育てる」はとても役立った。特に、ポイント①の「説明するテーマを明確に設定」が参考になった。高橋先生は、全国学力・学習状況調査の算数科の「説明」の出題から、「事実」「方法」「理由」の3つを説明するパターンがあることを指摘されている。つまり、「説明する」場合は、そのうちのどのパターンに説明するのかを整理する必要があるということである。もちろん、「方法」を示しながら「理由」を明らかにして「事実」を語るような説明は優れている。しかし、それを一朝一夕に子どもたちに求められはしない。やはり、1つ1つのパターンを何度も経験する必要がある。そのことを高橋先生は、ポイント②の「説明する学習活動をたくさん体験させる」で述べられている。このことは、堀田先生も巻頭の連載コラムの中で、「相手に分かってもらえるような説明する力を毎日の授業の中での自然な学習活動を通して育みたい」と述べられ、「先生が毎日、教室で実物投影機を使って教えていると、子どもたちが発表するときも自然に使うようになる」と指導のポイントも併せて紹介されいる。

  このように考えてみると、次年度は、「自分の考えを表現する子どもの育成」のためは、子どもが相手に伝わるように「話す」(説明する)力に重点が置かれ、日常的な指導のツールとして実物投影機の活用が考えられる。
  そういう意味でも、今回の冊子を今後の研修などに大いに役立てていこうと思う。

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January 21, 2012

日本経済新聞の記事

「日経新聞を読んでいると世の中のことがわかる」という言い方をされることがある。もちろん、世の中の全てがわかるという意味ではなく、それだけたくさんの経済や政治の情報が掲載されているということだろう。言い方を換えると、経済や政治が私たちの生活や仕事にかかわりが深いということである。

 仕事にかかわりが深いということで言うと、ぼくにとっては以下のような記事(1月21日)がかかわりが深い。
①日本企業が存在感
  対インドネシア直接投資18%増

  ここ数年自動車の増産が進むが、
  人件費高騰などの問題もある。
②マクドナルト、宅配本格化
  「中食」市場で攻勢

  東京都内を中心にハンバーガーの
  宅配サービスを本格化する。
③飽食時代に、サービス力がカギ
  70兆円を超える国内食料品市場は
  少子高齢化によって年々縮小傾向にある。
  家で食事を作るための生鮮食品などへの支出
  は減っても、弁当やハンバーガーなどの
  調理品の比率は5ポイント近く増える見込み。
④粗鉄生産、低調脱せず
  東日本大震災と円高による輸出不振により、
  2011年の粗鉄生産量は1.8%減少した。
 ①④は5年社会科の工業の学習に関係している。教科書でも自動車の海外生産について詳しく書かれている。しかし、海外生産がどこの国で行われているのかとなると、年々変化している。その点で、子どもたちの示す資料を新聞記事から得ることも大切である。一方②③の記事は、同じく5年社会科の食料生産や運輸の学習に関係している。コンビニエンスストアや宅配便を扱った授業を行ってきたが、今後はそれらを融合したような「中食(外食と家庭で調理する内食の中間)のサービスについても学習することになるのかもしれない。一人暮らし世帯が増え、料理するより買った方が安価で楽だ考える人が増え、食生活の変化が益々進む。生鮮食品の支出が減ることは農業や漁業への影響もある。現在では食料生産でも工業でも運輸が扱われている。物を運ぶ仕事や情報など、社会の変化に対応した学習が社会科で求められる。

  社会科以外の教科や領域はもちろん、生徒指導などにおいても、様々な生活環境の変化を知っておくことが大切になる。たった週1回だけど、世の中の動きに関する情報を得ていきたいと思う。

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January 20, 2012

「早い一週間だった」という言葉から

  20日金曜日は、毎週恒例の学年部会。15分ほどで、今週の振り返りや次週の予定の確認の他、学年に関する事項について検討や共通理解を図っている。 

  今週の振り返りの中に、「早い一週間だった」と言われて先生がいらっしゃった。その言葉は、単に「忙しかった」という意味ではなく、「とても充実していた」という意味だとぼくは理解した。その先生はさらに、「子どもたちからも『早かった』という声を聞いた。」とおっしゃった。
  今週から、卒業に向けた取り組みや総合的な学習の時間の他、版画も大詰めを迎えている。しかし、それぞれの先生が、学習しやすいように段取りよくしたり環境を整えたりしてくださっているので、子どもたは意欲的に、そして集中して取り組んでいる。「早く過ぎる」ということや「忙しい」ということを、「大変だ」ととらえるか「充実している」ととらえるかだと思う。もちろん、そのためには、指導者の段取りと環境整備、そして、目配りは欠かせない。

  6年生になれば、もっともっとタフなスケジュールの中で学習や活動に取り組む状況も出てくる。それをうまく乗り越えるための力がつくように、今年度4月から指導を続けてきたし、これかも続けていく。ある程度たくましくなった上で最上級生として、砺波東部小学校をよいよい方向に導くようなパフォーマンスができるような子どもたちになればなあと期待している。

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January 19, 2012

模擬授業を考えそれを実践する効果

  Dscf773819日の社会科の時間に、「気象情報を伝える」をテーマにした授業を行った。子どもたちの反応や参観してくださったF先生のお言葉から、この授業に手応えを感じた。

  この授業は、一昨年に堀田先生が主宰される研究会でやらせていただいた模擬授業を実践したものである。本時の目標は、「気象情報は、人々の仕事やくらしに役立つように、いろいろな方法によってくわしく伝えられていることに気づく。」であり、教科書の流れに沿ったものである。
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 ①本時のめあてを確認する。
 ②気象情報を仕事やくらしに
   役立てていることをふり返る。

   まず、いろいろな仕事をしている人が、
  「どんな気象情報を、どのような方法で知り、
   どのよう役立てているのか」を知る。
  次に、自分や家族はどうかを考える。
 ③気象情報がどのようにして伝えられているのか
   説明を聞く。

   教科書の『気象情報がとどくまで』をつかって、
   情報を「集める」「つくって発信する」「受信する」
  の3つの流れるを理解する。
 ④気象情報がいろいろな方法によって
   くわしく伝えられていることについて話し合う。

   まず、「テレビとインターネットの気象情報の
  どちらを利用するのか」について
  理由も含めて意見の述べる。
   次に、いろいろな仕事をしている人が、
  その受信方法を利用する理由を予想して話す。
 ⑤本時の学習をまとめる。
   「人々の(      )に役立つように、
   (         )によって
   (      )伝えられている。」の(   )に
   当てはまる言葉を考え、声に出して読む。
-------------------------------------------
この授業は、①と②で導入、③と④で展開、⑤で終末という基本的な授業構成になっている。
  Dscf77192②では気象情報について興味をもたせるために、社会科の学習で扱った農家の方や漁師さん、普段出入りしているコンビニエンスストアの人、そしてあまり接したことがないタクシードライバーという4つの職種の方を取り上げた。模擬授業のときとはちがって、配布した表に空欄を設け、子どもたちに予想する場面を設けた。これも「どうかなあ」という知的好奇心につながったと思われる。
  Kisyou6展開では、③で教えて④は考えさせた。③では、あまり聞いたことがないと思われる電話の気象情報の音声を流したり、あまり見たことがないと思われる自動販売機や電車の掲示板などによる気象情報の写真を提示したりした。Kisoyu7このことが「なるほど」という子どもたちの納得感につながった。④では、あえてテレビとインターネットの2者択一を迫った。一人だけがインターネットで後は全員テレビだったが、その子の“インターネットを利用する理由”を聞き、「なるほど」という雰囲気が教室中に広まった。
  Kisyou13終末では、穴埋めの言葉を考え、一度全員で読んだ。たったそれだけのことだけど、「くらしや仕事」「いろいろな方法」「くわしく」というキーワードが子どもたちの頭に残ったようだ。
  授業後に感想をノートに書かせた。Aさんの記述には、
 ・「受信方法」や「活用法・活用意図」が
  人に違って異なる。
 ・私たちが得る情報は、いろいろ機関や会社が
  かかわって伝えられている。
 ・自分はテレビがよいと思ったけど、
  インターネットを活用して情報を得る
  方法もよい。
などがあった。

  この授業は模擬授業としてつくったが、多くの先生のご指導を受けてブラッシュアップされたので、子どもたちにも満足感を与える授業として提供することができた。つまり、よい模擬授業をつくることは実際の授業実践にかなり役立つということでである。具体的に言えば、授業の目標やそれを達成する道筋が明確である(落ちがある)ということと、学習者の知的好奇心を高めたり理解を促したりするめの手立てを適切に講じるということである。
  今回の授業実践をもとに、今後も模擬授業を通して授業づくりをブラッシュアップさせるということを続け、周りにも広めていきたい。

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January 18, 2012

最上級生に向けて①(自ら役割を果たそう)

  3学期の5年生には、全校をリードする様々な活躍の場がある。それらの場を通じて、3ヵ月後に迫った最上級生に向けて、全ての子どもに「伸びる」チャンスを与えたいと思い、学年で取り組んでいる。

   Dscf769223学期の活躍の場としては次のようなものがある。
 ①卒業生ありがとう集会
 ②バトンタッチ集会(6年生との引き継ぎ)
 ③委員会紹介集会(4年生との交流)
 ④2月の児童集会
 ⑤清掃班・校外班・通学班などのリーダーの引き継ぎ
 ⑥卒業式の準備・片付け
またその他にもスキー教室でも開閉会式やグループ活動などでも活躍の場がある。
  Dscf770417日にその内容をA先生から説明していただき、自分がなりたい役割のところにネームプレートを貼った。そして18日、自分の役割を決め、早速活動に入った。A先生とB先生は主に①②を担当していただき、ぼくは、③④を担当することになった。
  まず、③についてどのような形式で4年生に委員会紹介をするのか全員で話し合った。これまでの児童集会では聞き手の前に立ち順番に発表するというやり方が多く、11月の収穫感謝集会でもその形式だった。子どもたちもそのような形式しか経験したことがないので、それ以外のアイディアは浮かばなかったようだ。そこで、2年前の委員会紹介集会の形式を紹介した。すると、その効率的で、聞き手の集中力も高まり、さらに発表する自分たちも楽しめる形式に子どもたちが賛同した。
  それと同時に、急きょ5年生が受け持つことになった応援の役割も決めた。進んでやりたいという子どももいたが、消極的な子どもも多かった。

  この指導を通して感じたことは、子どもにはまずは経験させることが大切であるということである。知らないこと新しい発想が生まれないし、やってみないとよいかどうか判断がつかないので消極的なる。このようなことから一歩前に進めてやることが、最上級生を迎えようとしている今の5年生に必要な指導なのだろう。一人一人の子どもが自分の役割に自覚と責任をもって働きかけ、「やってよかった」という満足感と「やればできる」という自信、「今度はもっとこんなふうにやりたい」という意欲と主体性がもてるような学年での取り組みになるようにしていきたい。

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January 17, 2012

日本の食を考えよう19(個人のまとめ①)

  3学期の総合的な学習の時間は、今年一年間の問題解決の集大成として、個人のまとめを行う。具体的には、これまで学習したことをもとに、「日本の食」について自分の考え(主張)を作文に表す学習活動を行う。

  Dscf769017日には、まず自分の主張を決めるために、個人のファイルや2学期のグループ活動のファイルを見直すことから始めさせた。作文の分量は1200字以内とし、また主張を決める際に、「つながり」や「かかわり」を意識し、自らが働きかけるような内容にすることも指示した。

  どのような作文に仕上がるのかとても楽しみだ。内容は総合や社会科で、文章の作り方は国語科で身に付けた知識と技能、思考・判断・表現力を生かしてくれるとよいと思う。

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January 16, 2012

初等教育資料1月号

  98964初等教育資料1月号を読んだ。今回の記事の中で特に注目したのは、「教育の扉」という連載記事である。それは、話し手が、以前よりお世話になっているNHKチーフプロデューサーのKさんだったからである。

■タイトル
  テレビを通して子どもと先生を育てる
■番組づくり
  よい番組の私の判断基準は、
  まず「わかるか、わからないか」。
■若手の育成
 ・若い未熟な先生が一人前になるまでは
  多くの時間がかかるように、ディレクターも同じ。
 ・番組をつくるのと授業をつくるのはすごく似ている。
  (若手に)つくり方をおしえなければいけない。
  一人一人に合った教え方なども変えなければ
  ならない。
 ・昔は、背中を見て学ぶことができたが、
  今はそんなこと言っている場合ではないと感じる。
 ・学ぶ機会をどうつくるかだ
  (そして、)その状況下に追い込んで経験させて
  気付かせていく。
 ・ある程度失敗させながら経験を積んでいくという過程を 
  通らせないといけないのは、人材育成の基本だ。
  それをフォローするのが管理職や先輩方である。
■できる先生
  「感性の素直な先生」
  子どもたちの反応を子どもの目線で予想できるし、
  予期せぬ反応が出た場合にも受け止められる先生。

  学校放送番組をつくる中で、教育のことをよく知り、全国の多くの先生方とかかわっていらっしゃるKさんのお話は本当に参考になる。Kさんのお話を参考に「授業づくり」「若手の育成」「教師としての資質向上」の3つに取り組んでいきたい。また、学校放送番組を使った実践にも今年度は取り組んでみようと思う。  

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January 15, 2012

2011年第8回JSK

 Nec_000115日、砺波市文化会館の一室で今年度第8回となるJSK(授業力指導力向上研究会)を行った。神田先生を含め4人の先生方が参加してくださった。その中には、ゲストのH先生もいた。いつもより30分間繰り上げて開始したにも関わらず、30分延長。発表とディスカッションが盛り上がりあっという間の2時間半だった。

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January 14, 2012

怒らない技術

  31wcamogl__bo2204203200_pisitbstick嶋津良智氏著の『怒らない技術』を読んだ。これは本屋さんで見つけた一冊である。書かれている内容に共感できるところが多く、短い時間で読み終えることができた。

  嶋津氏の主張は、「怒る原因は全て自分にあると考え、怒らなくてもよいように物事をポジティブに受け入れる」だと思った。その主張の背景には、「怒る」ということが「人生において全く無駄である」という考え方があるようだ。前半では、そのような考え方を繰り返し主張し、説得力をもたせるために有名人の言動を紹介している。また、後半では、対策として25の習慣と11の特効薬を紹介している。「準備」や「朝の時間」を大切にすることや「読書」など自分が日々の生活を充実させるためにぼくが今行っていることも含まれていた。

  「怒る」ことを減らすためには、自分の心技体を磨かないといけないと思う。その意味ではハウツーを学ぶだけではなく、偉人や先達の生き方や考え方を知るのがよいように思う。そういった本に一冊でもふれ、常に自分の言動や考え方を見つめていきたい。

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January 13, 2012

2011版画②(刷り)

 Dscf768113日から刷りの作業に入った。「彫り進み」のイメージをもたせるために、ネット上にある製作例や作品例を紹介した。作品例を見ることで、子どもたちは「なるほど、あんなふうに仕上がるのか」といったイメージをもつとともに、製作へ意欲も高めていったようだ。

  Dscf7668前日に学年オープンスペースに用意していた「インクつけコーナー」で、早速版画版にインクをつけ、教室へ戻って小奉書に刷り始める子どもも一人二人と増えた。刷りについて以下のように進めるように製作する前に指導した。
・版画版の下に新聞紙を敷いて運ぶ
・パレットの単色とする
・1テーブルに1パレットとする
・パレットの下にも新聞紙を敷く
・汚れた新聞紙は取り替える
・3枚の小奉書の裏には鉛筆で名前を書く
Dscf76772・小奉書を版画版に置くときは二人で行う
・刷る際はまず中心から外側に向かってバレンを動かす
・バレンがない場合はタオルやハンカチを使う
・小奉書の端を少しだけめくり上げ刷り具合を確かめる
・刷り上がった小奉書やインクがついている版画版は
 乾燥棚に置いて乾かす

  彫る人と刷る人に別れ、人が動き出したが、彫っている子どもたちは集中力は変わらなかった。今週3回の学習で「彫り進み」のやり方がわかったと思うので、来週は作品の完成に向けて子どもたちはさらに熱心に製作するだろう。どのような作品に仕上がるのか今から楽しみである。

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January 12, 2012

2011版画①(彫り)

 新学期早々から版画作製に入っている。版画は、絵画や工作とはまた一味違ったおもしろさがある。そのおもしろさを子どもたちに伝えたいと思う。

  版画のおもしろさの一つは、「刷り上がりをイメージして彫る」ということだ。絵画や工作は描いたり組み立てたりするとすぐにでき上がり(結果)がわかる。しかし、版画の場合は「刷ってみないとわからない」というところがあり、仮にイメージ通りにいかなくても「おもしろいなあ」「気に入った」という作品に仕上がる場合がある。
  Dscf7660そんな出来上がりをイメージしながら一心に彫るということ自体も版画のおもしろさの一つだ。今回も、彫る時間に一定の制限を設けて彫らせている。まず、10分間彫らせる。子どもたちは全くしゃべらずただただ版に向き合った。10分後、「疲れた人?」と尋ねると、ほとんどの子どもが手を挙げた。そこで、休憩を兼ねて、友達の作品を見て回る時間を設けた。その際、
 ・彫った分量
 ・線の太さ
 ・面彫りのところの彫りの向き
の3つの視点を与えた。同じように彫っていても、意図をもって彫ることが大切だということに気づかせたかった。そして、さらに10分間彫らせた。先ほどの10分以上に集中して彫っているのがわかった。このように10分×2回が1校時であたりで精一杯かもしれない。
  彫りをさせるに当たっては、安全と効率のことを考えた指導も事前に行っている。安全に関しては、両手で持つことや添える手に軍手をすること、刃を動かす方向を一定にすることなどを、効率に関しては、新聞紙を版の下に敷くことによって版を回転させやすくしたり、削りかすを片づけしやすくいたりすることなどである。

  子どもたちが熱心に製作している姿は、見ていてとてもよいものである。今回は「彫り進み」というやり方でやっていいるので、次回はもう刷りに入る。刷り上がった自分の作品を見てどんな表情をするのか、今から楽しみである。

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January 11, 2012

研究発表会1ヵ月前

  言語活動の充実をテーマにした学校研究の今年度の研修発表会(2月14日)がおよそ1ヵ月後に迫ってきた。11日、研究推進委員会が行われ、研究発表会に向けた取り組みについて協議し共通理解を図った。

 この学校研究について、1学期は試行錯誤が続きなかなかうまく進めることができなかった。しかし、夏季休業中を利用して、各学年ごとに、国語科の説明文を扱った授業づくりを行った結果、「どのように言語活動を工夫し、子どもの思考や表現を育てるか」という研究の方向性を共通理解し進めることができるようになった。そして、2学期には、9月末から12月始めにかけて全学年で24の研究授業が行われた。それらの授業を通して「自分の考えを表現する子どもの育成」のための言語活動の工夫について解明を進め、各人が実践事例にまとめた。
  一方、3部会による研究も少しずつ進んでいる。言語能力部会教材班では、教材研究を深めるための教材文への書き込みに取り組んだ。学年全員が筆者の考えや表現の工夫などがわかるところに線を引いたりどの解説を書いたりした。それをもとに話し合い、指導のポイントを明らかにした。言語能力指導班では、研究主題「言語活動を通して自分の考えを表現する子どもの育成」の実態調査の方法を検討した。学習指導要領やこれまでの学校研究の成果から検討し、低中高学年ごとに「目指す子どもの像」とその達成目標(「読む能力)をつくった。言語環境部会では、学習規律や教室環境、ノート指導などに対して検討し、具体的な改善を進めている。 
  11日の研究推進員会では、実践事例の修正ポイントと手順を共通理解した。また、研究発表会で行う研究授業の指導案について検討した。本時で行う「読む」に関する言語活動の工夫と「読み取ったことを表現する」ための「書く」活動の取り入れ方(どの場面で、どんな目的で、どのような発問で書かせるのか)について低中高学年3つの授業の比較し検討した。

  あと1ヵ月後となると焦る気持ちもあるが、とにかくこの一年間やってきたを、参観してくださる方にわかりやすく伝えることできるように準備したい。その上、いろいろなご意見を頂戴し2年目の研究につなげていきたいと思う。

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January 10, 2012

2011年度3学期スタート

  Kakizome10日、2011年度の3学期がスタートした。寒い一日だったけど、朝から雪は降っていなかった。5年生全員が元気に登校した。また、始業式や書初大会がよい緊張感に包まれ、学校全体としてもよいスタートを切ることができたのではないかと思っている。

  学期初日だからと言ってなるべく特別なことはしないようにしている。とにかく2学期までの生活ペースで進めていこうと思った。そんな思いに応えてか、学級の子どもたちは2学期にも増してよいペースで学習に取り組んでくれた。体の成長に併せて心も成長していることが感じられた。
  提出された日記を読むと、クリスマスや正月など年末年始を楽しんだ内容も多かったが、「大掃除」や「3学期の目標」など、休み中も家庭での生活をがんばったり、学校生活への新たな意欲をもったり子どもたちのやる気満々の思いが伝わってきた。また、仏休み中の宿題だった「自主学習ノート」を50ページ以上を行ったり、書初を50枚以上書いたりする子どもも多く、休み中の家庭での学習も充実させていたことがわかった。
  そんな子どもたちに「お年玉」ではないかが、新しい座席を黒板に示しておいた。ペアやグループのメンバーに早く慣れてほしかったので、グループでの学習の機会を増やした。子どもたちは座席の位置やグループのメンバーが変ったことで気分を新たにし意欲をもって取り組んでいるようだった。「新たなにする」ということは、この時期は特に大事なのかもしれない。

  そんながんばった子どもたちのパワーにつられるようにぼくも一日頭と体をよく働かせた。緊張感をもって過ごすことによって、充実感と意欲も少しずつ高まってきた。子どもがいて教師がいて、互いに力を発揮して一日を過ごす、この学校というところは本当によいところだと改めて思う3学期の初日になった。

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January 09, 2012

人間関係 よりよくするには・・・

 7日の日本経済新聞の「NIKKEI プラス1」の「何でもランキング」は、「人間関係 よりよくするには・・・」というタイトルで、人間関係を良好に保つための言動が載せられていた。

1位 「ありがとう」と「ごめんなさい」は必ず言う
2位 笑顔で明るくあいさつする
3位 了解した約束は必ず守る 
    実行できない約束はしない
4位 嘘は言わない ごまかさない
5位 自分がされて嫌なことはしない
6位 必要な情報はしっかり共有する
7位 相手の立場に立って考え、対応する
8位 話を聞くときは相手の顔を見る
9位 本人がいないところで悪口やうわさをしない
10位  親しき仲にも礼儀ありを徹底する
これらは、実に当たり前のことで、大人にも子どもに必要な考え方(ソーシャルスキル)だと思った。そこで、新学期早々に学年の子どもたちに紹介しようと思う。なぜなら、これから思春期を迎え自尊心が下がる時期に、友だちとの関係はもちろん、親子関係や教師とのかかわりにおいても注意が必要になるからである。様々に問題にぶつかっても、周りの人とのかかわりがうまくいってれば、問題が深刻化せずに済んだり解決につながったりするからである。そのような効果を期待して、「人間関係をよりよくする」とは、どういう行動を自らが取るのかということをこのランキング結果を利用して指導しようと思う。
  記事には、さらに大人向けとして、
■家族とは、
 ・「いただきます」「おやすみなさん」を忘れない
 ・なるべく食事を一緒にとる
■職場では、
 ・仕事に関する期限は必ず守る
 ・報告・連絡・相談を徹底する。
なども重要であることが示されていた。

  人間関係を良好に保つためには、声や表情、動作に相手を思いやる気持ちを表さないといけない。まずは、ぼく自身が、子どもたちとの関係をよりよくすための言動に日々心がけて範を示していきたい。

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January 08, 2012

第48回ラグビー大学選手権決勝

  8日、国立競技場で第48回ラグビー大学選手権の決勝が行われ、帝京大が天理大を下し史上2校目となる3連覇を達成した。

  ぼくは、高校時代にラグビーをいうスポーツを知り、大学の4年間と社会人の3年間プレイした。ボールを持って相手にぶつかったりかわしたりしながら前に進むというシンプルな動きが、このスポーツの醍醐味である。それ故に、体格差はいかんともしがたいという面が多々ある。今回の両チームの体格差は歴然としていた。ゲームを再開するためのスクラムでは体重差が、ラインアウトでは身長差がはっきりと表れ、帝京大が圧倒していた。それ以外でも帝京大はFW(フォワード)の体格差を生かしモールをつくりどんどん攻め込んだ。故にボールの支配率も常に7割以上が帝京大だった。
  しかし、天理大は前半には先制のトライと後半終了近くに同点のトライを上げた。これは、スピートとパワーをもち決定力のあるBK(バッスク)が少ないチャンスを生かして得点したためである。特に、パスを出すタイミングが見事だった。同じテンポでパスを出すのではなく、敵を引きつけタックルを受ける寸前にマークが外れている選手に渡す。また、天理大のSO(スタンドオフ)のパント攻撃も見事だった。さらに、FWも工夫をしていた。スクラムを押されてもボールをBKにうまく出したり、あえてモールに参加しないという奇策も功を奏していた。
  同点のまま終了2分前に、ゴール正面で帝京大がPK(ペナルティキック)のチャンスを得た。当然ゴールを狙った。全く問題なく入ると思ったキックだったが、何とゴールポストの先端に付いている旗に当たり入った。キッカーだった天理大のSOがどれほどプレッシャーを感じていたかがよくわかった。

  最近のラグビーは少しつまらないと思っていた。それは、力の差が歴然と出る試合が多く、ルールも複雑化しているように思えるからである。しかし、久しぶりに見た大学選手権決勝は、体格差に果敢に挑んだ天理大とそれに負けなかった帝京大フィフティーンの力と技と知恵のぶつかりは見事だった。両チームのキャプテンを務めるSOは幼馴染だそうだ。試合が終わったあとの両校の讃え合いも正にノーサイドという言葉を表していた。このような試合が続けば、来年の決勝は再び国立競技場が満員になるのではないかと思う。

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January 07, 2012

RAILWAYS

  7日、TOHOシネマズ高岡で『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』を観た。

 この映画は、富山県の東部で運行されている富山地方鉄道が舞台になっている。そのこともあり、県内では先行上映が行われローカルには盛り上がっていた。そんなこともあり、久しぶりの映画鑑賞としてこの映画を選んだ。やはり見慣れた風景をスクリーンを通して観るのはよかった。改めて雄大な自然や長閑な田園の様子が広がる郷土はよいと思った。
  この映画を観ていると自然に涙が出てくることが多かった。それは、たぶん、定年・仕事、夫婦・家族、病い・看護など考えさせらえる事柄が次々と映像から伝わってきたからであろう。その中でも、定年を一ヵ月後に控えた主人公の実直な仕事ぶりが印象的だった。特に、「お客さんの命を預かっている」「自分に自信がないから日々気を付けている」「運転手は後姿をみられている」というようなセリフがよかった。仕事って自分が楽しむことが目的ではない。まずは与えられた役割をきっちりと果たすことである。それができれば、自分も満足できるし、多くを語らなくても大切なことが後輩たちにも自然に伝わるのであろう。
  また、ストーリーもよかった。互いに気持ちが伝えられない夫婦が、相手のことを尊敬し合うシーンがあった。それが、雷雨のために電車がストップしてしまうシーンである。「そんな偶然があるか」と思うけど、そこがドラマなのだ。また、一度離婚し、もう一度結婚する、一度退職し、もう一度復職するというのも、ハッピーエンドであるとともに、壮年世代を元気づけることにもなると思った。
  さらに、撮影が見事だと思った。特に最初に、カーブしている線路を(スローにしてあるので)ゆっくり電車が走るシーン、主人公が欠勤し土手で寝そべっている向こう側に電車が走るシーンなど、何も語らない電車が何かを伝えているように感じられた。

  どこにでも起こりがちな問題に焦点を当て、多少の意外性も入れながら出来事をつなぎ、最後の落ちまで持っていく。これは正に授業と同じだと思った。また、たくさんの俳優さんやスタッフさんで創り上げ人を感動させるという映画ならではの素晴らしさにも学びたいと思った。

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January 06, 2012

若手研(1月 冬季セミナー)②

  Dscf75446日、午後からの職員会議終了後に若手研修会の冬季セミナーを行った。目的や内容は、ここ

  最初に2学期を振り返っていただいた。若手の先生方の意見から、まだまだ授業技術に対する意識が十分高まっていないことと、例えば「板書するときにチョークの色を工夫している」といったように、「行為=技術」ととらえている人が多く、「何のための行為なのか」ということも意識化されていないことがわかった。
  Dscf7561次の輪講では、概ね書かれている内容を正確に伝えることができていると思った。一人一人の説明が終わったと、ぼくが指名して意見を求めたり解説したりした。その中で、
・分かるとできるは違う。
・子どもにすぐに答えさせるのでなく、
 まず考える時間を与える必要がある。
・学習方法訓練の「訓練」を「指導」と
 置き換えるとわかりやすい。
・昔と今は変わらない。
最初は難しいと思ったけど、
 (輪講をして)なるほどと思った。
・系統的に教えることが大切だ。
・授業を観るという方法ばかりではなく、
 本を読んで学ぶという方法も大切である。

などの意見が出された。特に最後の3つの意見から、輪講で学ぶよさを感じてもらえていることがわかった。しかし、今の自分のことを例に出して具体的説明したり、批判的にとらえて筆者の主張に疑問を投げかけたり自分の意見を述べたりする人はほとんどいなかった。今後、この輪講スタイルの勉強を繰り返し慣れていってほしいと思った。
  Dscf75942その次の授業分析では、まずは視点を与えた。視ていただくVHRは、授業開始からちょうど10分間。その10分間が、①課題の確認(1:50)②音読(3:30)③(書く活動の説明(2:30)④書く活動(2:20)の4つの段階に別れていることを説明した。視聴後各グループでは、意見交換がなされた。この際には、自分の授業技術と比べた発言が多かった。
  最後のまとめでは、司会の木下先生がうまく皆さんの意見を引き出してくださった。一人一人が3学期に高めようとする授業技術を紹介した。それに対して木下先生が、宣言したことを必ずやり遂げることが重要であると述べられた。ぼくは、H先生が、昨年5月のぼくの授業の参観メモを提示し、ぼくの授業で見つけた授業技術を丹念にメモしている様子と「一つでもできるようにしたい」という意識が、VTRの中の姿となって表れていたことを話した。
  時間通りに研修は終了。会場の片付けも手際よく、またワークシートも即提出いただいた。退勤後、リーダーのT先生とH先生が手配をしてくださったお店に移動し、メンバー7人とアドバザーのぼくと木下先生の9人で懇親会を行った。『組織を強くする技術の伝え方』にも書かれていたように、共有知をつくり上げるために、この懇親会はとてもよかったと思った。

  夏季セミナーに引き続き、今回の冬セミナー(前半)を終えて、ようやく「授業技術とはどんなものなのか」、「授業技術がなぜ大切なのか」、「自分の授業技術を高めていこう」などの意識が少しずつ高まったきたように思う。一方、若手研という組織で活動することに関しては、そのまとまり感がかなり高まってきたと思う。3学期の皆さんの主体的に研修する姿に注目をしたいと思う。

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January 05, 2012

仕事始め2012

  5日は今年の仕事始めだった。雪が降る寒い日だっただけに身が引き締まる思いで出勤した。職員室へ入り、まずは先生方と新年のあいさつを交わした。

  5年の先生方も皆さん出勤されていたので、午前中は、学年の仕事が大いに進んだ。まずは、3学期の行事などの役割分担を確認し、次年度も見通した5年の学年運営についてお話をさせていただいた。その後、1月の末に予定されているスキー教室の実施計画案についてA先生から説明を受けて共通理解した。また、B先生が担当されている学年だよりについても検討し一部修正をしていただいた。いずれも案件も点検を受けるための教務主任への提出が午前中に完了した。それと並行して、ぼくは既に学年フロアに運んでおいた3学期の教材を学級ごとに分けたり、3学期初日に行われる書初大会の用紙を確認したり、教材室内に保管してある荷物の点検を行ったりした。
  一方、翌日の校務運営委員会や若手研集会に備えたり提出書類の送ったりできるように、ぼくが担当する研修部の資料について教頭や教務主任から指導をいただいたものを即修正した。また、午後からは、学校研究のまとめをするために、提出いただいている実践事例の分析作業を行った。

  休み明けの勤務だったが、早めに準備を進めて年末に資料を提出しておいたこともあり、この日一日で順調に仕事が進んだ。また、学年の先生方が出勤してくださっていたので、学年の仕事も一気に進み、3学期を見通すことができた。自らの早めの動きだしと学年内の連携・協力の大切がわかった一日でもある。
  3学期初日までにはもうしばらく時間がある。5年という学年にとっては、ただでさえ慌ただしく過ぎる残り50日間。ましてや今年度は2月に研究発表会という大きな行事を控えている。学年主任と研修部の仕事が滞りなく進められるように、早めの動きだしと連携・協力をさらに大切にしていきたい。

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January 04, 2012

年賀状2012

  今年もたくさんの年賀状を送りたくさんの年賀状をいただいた。ぼくは年賀状を送ることにも、いただくことにも深い意味を感じている。

  年賀状の大半は、過去においてお付き合いをさせていただいた方だ。 
  最も古いのは、友達や恩師である。特に思い出深い恩師は中学時代の4人の恩師である。3人は担任の先生で全て女性。あとは野球部の顧問の先生である。教師を志望するきっかけをぼくに与えてくださった方々だ。残念ながらお二人の先生が他界され、今はお二人である。小中高校と大学時代の友人や先輩ともやり取りしている。なかなか会う機会がないが、年賀状で近況を知らせ合うだけであのころのことが思い出される。そしてまた会いたいなあという気持ちにさせてくれる。
  最も多いのはお世話になった先生方である。大門小、(小矢部市立)東部小、石動小、砺波東部小の各時代にご一緒させていただいた校長先生をはじめ諸先輩方である。特にぼくは学年主任の先生方にはほとんど送っている。自分が学年主任になり、はじめて先生方のご苦労がよくわかった。また、同じ職場ではなくても、情報教育や社会科教育などでお世話になった県内外の先生方ともやり取りをしている。遠くは沖縄である。香川県の先生の年賀状に「一度富山へ行きたい」と書かれていたのがとてもうれしかった。
  その他には、総合的な学習の時間やPTA活動、ホッケー指導などでお世話になった方にもお送りしている。これらの方々とのお付き合いはぼくの財産であると言える。
  もらってうれしいのは子どもたちからの年賀状である。以前担任していた子どもからも何通かいただける。時間が経ってもぼくと過ごした日々を思い出してくれていることに感謝したい。

  Nengajyou12年賀状には、前年の出来事を書いている。子どもたちへの年賀状には、スリランカ訪問の話を書いた。そして最後に、「どの人にもチャンスは必ずやってきます。しかし、それをつかむか見逃すかは、その人の普段の心構えと努力にかかっています。チャンスを、自らの手でつかみましょう!応援しています。」とメッセージを書き添えた。「来年の年賀状にも書けるようなに今年も充実した一年を過ごそう」という気持ちもさせてくれるのも年賀状のよさかもしれない。

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January 03, 2012

技術の伝え方

  31gjjsavnel__sl500_aa300_畑村洋太郎氏著の『組織を強くする技術の伝え方』を読んだ。これは堀田先生が薦めてくださった本である。団塊の世代の退職が続くことによって起こるいわゆる「2007年問題」は、教育界にとっても共通問題である。そのような問題に対して、各分野で培われてきた技術を後輩たちにうまく伝えていくための方法を示している。しかし、それだけではなく、そもそも「技術とは何か」や「なぜ伝わらないのか」ということについて詳しく書かれている。これらのことは、職業だけの話ではなく、伝統文化の継承や子どもに指導する場合にも当てはまることだろう。そういう点で特に教員がこの本を手にされるとよいと思った。

■技術の定義
 知識やシステムを使い、他の人と関係しながら全体をつくり上げていくやり方。
■なぜ伝えることが必要か
 先人の経験や考えを手っ取り早く自分のものとして使い、時間的金銭的ロスをなくすためである。
■伝えることの誤解
 「伝える」のではなく「伝わる」のであり、相手の側の立場で考えた「伝わる状態」をいかにつくるかが大切である。
 原因と結果しか書かれていないので、事故の事例集などがほとんど役立っていない。
■伝えるために大切なこと
 伝えられる側の知識を吸収しようとする意欲が大切であり、「受け入れの素地」がつくられていないといけない。「受け入れの素地」をつくるために失敗させることもよい。
 コンピュータと違い人間の脳がより動くためには、動機づけ、意欲といったものが大きな影響を与える。
 伝えるための5つのポイント
 ①まず体験させろ
 ②はじめに全体を見せろ
 ③やらせたことの結果を必ず確認しろ
 ④一度に全部を伝える必要はない
 ⑤個はそれぞれ違うことを認めろ
 欲しい人が自分でむしり取る状態をつくること。
■効果的な伝え方・伝わり方
 窮屈さを感じさせる「標準」「型」「作法」によって先人の知識を効率よく身に付けられる。
 相手が必要に感じた段階であらためて伝えればよい。
 「予習→アウトプット→フィードバック」という学習法が効果的である。
 伝える相手に「自分が人に伝えるときのことを意識させる」。
 相手をよく観察し、相手の欲しいものを欲しい順番に並べて提供する。
■的確に伝える具体的な手法
 写真や動画は技術の伝達の手法としては非常に優れている。但し、どの部分に着目するべきかを明確に示さないといけない。
 文字と図をうまく組み合わせて使うことで、相手の頭の中に立体像をつくり出すことができる。
■強い組織とは
 一人ひとりが理解している「共有知」の幅や深さが、組織としての力を決める。互いの持っている「個人知」を表出する場をもち、みんなで「共有知」をつくり上げる。またそのためには、喜びや感動、楽しい時間をメンバーと共有することが非常に大切である。
■技術の伝達と個人の成長
 ・手本を真似る努力を愚直に行う。
 ・面倒なことを自分から買って出る。
 ・「あいつは見込みがある」と先輩に思わせる。

 畑村氏が示した「伝え方のポイント」が既に埋め込まれている堀田先生や高橋先生の授業・講演などは実にわかりやすい。これが「伝わっている」という状態である。一方ぼくのプレゼンはこれまでほとんど伝わらないことが多かった。その原因は何かがこの本を読んでよくわかった。つまり、「自分の伝えたいこと」だけを「動機づけ」も与えず、「自分のペース」で伝えるからである。相手を「伝わっている」状態にするためには、相手の興味のある内容を含まないといけないし、動機づけをした上で論理的に伝えないといけない。つまり、相手の立場になって自分の「伝え方」そのものを評価修正することができないといけない。これは、子どもの指導する場合でも同じである。子どもの興味のある内容(方法の含む)を論理的に教えていく。これそこが授業技術なのだろう。普段の話し方から気を付け、子どもの反応から「伝わっている」ことを確認するという授業を続けていくことで、「伝え方」という技術を身に付けることができる。
 また、「効果的な伝え方・伝わり方」で述べらえていることは、輪講など取り入れた今度の若手研冬セミナーの研修方法とかかわっていると思った。
 さらに、写真や動画が技術の伝達の手法として優れているという畑村氏の言葉から、ICT活用による対象を絞った資料提示が、「伝わっている」と学習者が感じれる授業に近づく有効な方法であると改めてわかった。
 加えて、学級や学年であれ、学校であれ、町内であれ、会社であれ、その組織の力を強めるためには、個々の持っている「個人知」を出し合い、みんなで「共有知」をつくり上げることが重要だとわかった。「共通理解が大切である」と言われるのは、正に「共有知」をつくり上げて組織力を発揮するということである。 

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January 02, 2012

賑わい

  正月各地で人の賑わいを目にした。

  1日は、高岡市横田の有磯正八幡宮へ恒例の初詣に出かけた。例年も人が多いが、今年は特に多いと感じた。まず、駐車場がいっぱいで神社の周りにもたくさん車が止まっていた。社殿の中の賽銭箱の前には列ができていた。さらに祝詞挙げてもらうために多くの方が順番を待っていた。ぼくら家族はお参りも早々の引き上げざると得なかった。
  2日は、富山市西町富山大和へ行った。最近は駐車所場を待つ自動車が一車線を完全に埋める状態である。ぼくは家族をおろし少し離れた駐車場に車を止めた。7階の紀伊国屋書店もいっぱいだった。ほしかった本を買って1階のスタバに入った。列に並びコーヒーを手にした後、席が空くのを待ってから座った。その後、もっとたくさんの人がやってきて列が店外まで連なった。スタバの外に見えるグランドプラザでは、多くの人がスケートを楽しんでいた。エコリンクというのを初めて見たが、氷が張られているのではなく、特殊プラスチックパネルが敷き詰めてあり、そこをスケート靴を履いて滑る。天候の心配がなく、しかも寒くもないのでとても手軽だと言える。その後、元の大和のそばにある大喜さんでラーメンを食べた。お店は幅は2mもない。両側の壁に向かって食べる。富山ブラックと言われる濃い醤油スープにかたい太麺が特徴。 たまたま座席が空いていたのでよかったけど、ぼくらが出る頃には、これまた店外にも待つ人がいた。
  大和などがある西町には、県内で最も参拝客が多い日枝神社がある。日枝神社で初詣を済ませ、そのあと大和で買い物をしたり、グランドプラザで遊んだり、付近で食事をしたりすることができる。また、そこにはセントラムでやってくることもできる。

  賑わいがなくなったと言わることも多いが、時期や場所をはじめ、人が集う条件を整えれば大勢の人を集めることもできる。普段は静かな富山県だけど、正月などがこのように賑わいに出会うと何となくぼく自身もうれしくなる。このような日々が続く一年であればよいと思う。

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January 01, 2012

2012年の目標

 Cimg02152012年がスタートした。今年は、「初志貫徹(当初の志や思いを、最後まで貫き徹すこと)」の精神で、元旦に立てた目標の達成に向けてがんばりたい。

(1)授業力・指導力向上を図る
 ・毎月公開授業を行う
  1月 情報モラル
  2月 社会科(日本の国際協力)
  3月 算数科
 ・VHSに毎回参加する。
 ・授業に関する研究会やセミナーに2回以上参加する。
(2)研究力の向上を図る
 ・論文1本を仕上げ、学会発表を行う。
  (情報研で毎回発表する)
 ・学校研究で具体的な成果を残す。
(3)教員としての資質を高める
 ・毎月4冊以上、年間50冊以上の書籍・雑誌を読む。
 ・「5・10勉強」を続け、資格試験を2回以上受ける。
(4)若手教員育成の場をつくる
 ・JSKを年間10回以上実施する。
 ・若手研の充実を図る。
(5)体調管理に努める
 ・運動・食事・飲酒の目標について日々記録する。
 ・週1度はリラックスできる時間をもつ。

 これらの目標に対する取り組みの結果をBlogで日常的に報告していく。

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