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November 22, 2011

学力向上シンポジウム

  22日、チューリップ四季彩館で「砺波市学力向上シンポジウム」が行われた。「確かな学力を身につける子どもを目指して教師の指導力の向上と授業の改善」がテーマで、秋田県のA中、砺波市のB中、砺波市のC小の研究主任の先生方と県教委のD先生の4人のパネリストの方が基調講演やディスカッションをされるのを伺っていた。

  A中の研究主任の先生は、前任校である花輪第二中で行われていた「逆算の授業」について説明された。また、B中とC小の研究主任の先生は、「学力向上市町村教育委員会プラン研究授業として、「とやま型授業の日常化」や「かかわりを通して学び合う子どもの育成」というテーマで実践を紹介された。
  ぼくは、その3校の実践のポイントを整理し比較してみた。その結果、
①3校に共通する実践のポイント
 ・指導法の共有
 ・繰り返しによる定着

②中学校2校に共通する実践のポイント
 ・終末での評価問題(逆算の授業)
 ・教材研究の時間の確保

③砺波市2校に共通する実践のポイント

 ・視覚化(構造的な板書、掲示、ICTなど)
がわかってきた。A中の研究主任の先生は「よい方法を模倣する」よさを強調されていた。B中やC小では、どの学年・学級でも同じような授業展開や学習活動が実施し、それらを日常化して繰り返し指導している。また、「逆算の授業」の説明を伺い、インストラクショナルデザインの考え方が生かされた授業づくりではないと思った。さらに、子どもたちにわかりやすい授業するためには、視覚でとらえさせることも重要であることもわかった。
  大館市の教育長さんが5段階の授業評価を示されていると伺った。レベル5を究極の授業とし、レベル4は「生きる力」を育む授業、レベル3は「ゴールからスタートまでが構造化された“わかる、できる授業”」、レベル2は「知識・理解を注入する授業”」だそうだ。そのことに対して、A中の研究主任の先生は、「レベル4を目指しているが、レベル3がベースにないとその上は目指せない。」とおっしゃった。ぼくはその考えにとても共感した。やはりまず目指すべきは「わかる、できる授業」ができることである。さらに言えば、レベル2の授業を確実にできる授業技術を身につけることもそんなにたやすいことだとは思えない。

  今回の研修に参加して、学力向上への取り組みの成果が強く求められてきていることがわかった。また、1つの学校の実践や研究の成果を伺うより、複数の学校の成果を同時に伺う方がよりよく考えられるのではないと思った。今日の学びを本校の実践や研究にも生かせるように検討していきたい。

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Comments

宮﨑さんほど分析的に物事を書き表すことはできないのだけど、火曜のシンポジウムと今日の先生の話から自分なりに思ったことをまとめておきました。
http://m-hayashi.net/blog/

Posted by: 林 誠 | November 24, 2011 at 10:45 PM

林誠様へ。
日々お世話になっております。また、この度はコメントをいただき、本当にありがとうございました。
学力向上シンポジウムの記事を読ませていただき、大変勉強になりました。2つの覚悟のようなことをもって学校研究に臨んできたつもりでしたが、まだまだその覚悟が足りないことがわかりました。現状を大きく変えることは無理なのでは、小さい変化が一つでも起きるように再度精進していきます。
今後ともご指導をよろしくお願いいたします。

Posted by: みやくん | November 25, 2011 at 05:52 AM

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