北方小公開研究会
28日は宮城県登米市立北方小学校の研究会に参加した.北方小は,文部科学省から「確かな学力のための実践研究事業」の指定を平成17年から3年間受け,学力向上を目指し,「学ぶ意欲とスキル,確かな学力を身に付ける子どもの育成-知的好奇心を喚起する指導方法の工夫・改善を通して-」という研究主題で実践研究に取り組んできた.その研究の全ては,学校のホームページにきれいに整理されている.
公開授業や研究概要の説明,ポスターセッションを拝見し気付いた北方小の研究のよさを整理すると,
●今日的な課題や児童の実態から,何をするのかが明確に分かる研究主題を設定している
●研究主題解明のために,「授業改善」「基礎学力向上」「学校家庭連携」の3つのプロジェクト(部会)を立ち上げ研究に取り組み,「学力向上」という成果を目に見える形(エビデンス)で示している.
●3つのプロジェクトをICT活用が側面から支援している.
の3つだと思う.
また,研究のあらゆる場面で「全員で取り組む」という姿勢が貫かれていた.2年半で58回のミニ公開授業,公開研究会当日の全員公開授業やポスターセッションので発表,そして,
どの学級でも同じ学習ルールを徹底するなどは,口で言うほど簡単ではない.しかし,それをやってのける北方小に先生方のモチベーションには敬意を表するほかはない.またそのような研究体制に尽力された研究主任の皆川先生と指導を続けられた堀田先生はやっぱりすごい.



例えば,
・教員の資質向上につながる効果的な日頃の授業研究会は,型(指導案形式,明確な役割,時間の流れ,コーディネート,評価とデータの蓄積)をもっている
・研究推進計画の概要が1つの図で分かるようになっているとともに細かなスケジュールで研究を進めていることが分かる
・研究に関する情報が詳しくしかもシンプルで整った状態でホームページ,紀要,リーフレットで公開されている
今回の北方小の研究発表会に参加して,研究について最も重要なのは「整理」であると感じた.「整理」されていない研究(実践)は仮に1つ1つがいいものであっても,全体としてみるとその成果が見えなし,そして,それを続けても発展は望めない.そのことを学校ホームページからと実際の公開研究会の先生方や子どもの姿からまざまざと見せてていただいた.
また,一人一人の先生方が輝くような研究や研修ができるように仕組まれて皆川先生,そしてそれを指導された堀田先生の3年間の積み重ねは,ぼくに強烈なインパクトを与えた.折しも,その2日前に木原先生から「学校研究」に関する講義を受けた直後だっただけに教えていただいた理論と自分の目で見た実践とを関連づけて学ぶことができたので理解が促された.
とてもないものを見てしまった感がある.将来,このような研究会に少しでも近づけるような学校研究につくる者の一員になりたいと思った.
《初めての宮城往復》
行き27日の18:00から学校運営研修会があり,帰り29日は早朝からスポ少のお世話があったので,行き帰り高速バスを利用した.かなり強行軍だったけど,初めて東北新幹線に乗ったり,宮城のよさにもふれたり,待ち時間を利用して銀座で銭湯に入ったりしたので,
普段とは違ういい経験になった3日間だった.























































































































































































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