January 27, 2012

主体的に学ぶ姿を育む指導とは

  先日、校長と教頭、教務主任、そして生徒指導主事より、学年の子どもたちへの指導に関して教えていただける機会があった。その中で校長から、「今後はさらに子どもたちが主体的に学ぶようにほしい」というお言葉をいただいた。その点については、学年内でも共通理解していて、3学期からの総合や特別活動では、子どもたち一人一人に役割を与え、行事の企画・準備・運営を進める時間を設け、主体的に学ぶ姿を育む指導に努めている。

  ぼくは、委員会紹介集会の企画・準備・運営を担当する子どもたちを指導している。そこに集まった子どもたちの多くは、どちらかと言えば普段からおとなしい子どもたちだ。そこで、「少しでも積極性をもち、人までも堂々と表現できるようになってほしい」という願いをもち、とにかく主体的に学べる機会をつくろうと心がけた。
  そんな折、「29日のPTA教育講演会でお話してくださる車いすバスケットボール選手の宮島さんへの応援を5年生でしてほしい」という依頼を受けた。ぼくは、これ絶好のチャンスだと思った。そして、次のような指導を行った。
 約20人を応援係として、
   全員で応援内容を考させた。
 応援の内容を中心的に考えた子どもたちを
   監督役とし、係運営をリードさせた。
 監督役以外の子どもたちには、
   一人一言のセリフを担当させた。
 応援の内容や進め方のアドバイスはするものの、
   自分たちに練習する機会を設けるように働きかけた。     
 係以外の5年生全体に教える場面を設定し、
   まずは、一通り応援の見せるようにした。
   次に、「監督役」の子どもたちが練習を進行したり
   「こうしてほしい」など全体に教えたりする
   ようにした。
すると、
  ・監督役の子どもたちは、応援係や全体に対して
  適切に教えていた
  中には、手取り足取りやさしく教える姿があった
  ・それ以外の子どもたちは、今までに比べて
  担任が驚くようなかなり大きな声でセリフを
  言ったり、しっかりした応援の動きを
  見せたたりした

などの効果が見られた。

  このことから、主体的に学ぶ姿を育む指導では、
 ・特長を生かして一人一人に役割を与える
 ・企画や準備をする時間をできるだ十分に確保する
 ・推進役を通して全体に指導がいきわたるようにする
 ・実際にやらせてみて改善点に気づくような機会を
  定期的に設ける
 ・「やればできる」と励まし、少しでも上達したことと
  その場で大いにほめる
が大切ではないと思う。
  また、“教員は見守るだけ”の中で、「今までより大きな声で応援のセリフを言う」「やさしく友達に教える」などの主体的に学ぶ姿は本当に素晴らしく、教科の指導とはまた一味違った総合や特別活動での学習のよさを感じることもできた。

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January 26, 2012

北陸三県教育工学研究大会(準備①)

  2月11日に行われる第33回北陸三県教育工学研究大会の富山大会で論文発表をさせていただくことになっている。論文のタイトルは、「教員の資質向上を図るためのミニ校内研修の実施上の留意点の検討」である。研究大会での発表用のプレゼンの指導を受けるために、1月下旬から2月上旬に何度か勉強会が行われる。
    
  P1050149その第1回目の勉強会には、特別支援学級における算数科の指導法に関する研究を発表される川口先生と、算数科の言語活動充実に関する研究を発表される表先生が参加された。お二人のプレゼンを拝見し、それに対する高橋先生のご指導を伺った。まだプレゼンができていないぼくにとっては、プレゼン作成の留意点をたくさん知ることができ、本当に勉強になった。ぼくが重要だと思ったのは、
 ・発表の型に合わせる
 ・使う一つ一つの言葉を説明する
  (曖昧な言葉は使わない)
 ・研究方法を図で、実践の様子を写真で
  示し伝わりやすいように配慮する
 ・研究の成果のエビデンスを示す

などである。

聞き手の方々に少しでも伝わるようなプレゼンをつくるために、何度も繰り返して指導を受けるようにすることが最も大切である。そのために、荒削りなものでよいから一通り仕上げることを優先させていきたい。

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January 25, 2012

楽しませる指導とは

 25日、5年生のスキー教室を夢の平スキー場で実施した。寒波が近づき強い雪が降る中だったが怪我無く無事に終了することができてよかった。これも、企画や準備、指導の中心として働いていただいたA先生、そして引率してくださった先生方や指導講師の先生方のおかげである。

  さて、今年度も初級班の担当。パラレルやウェーデルンなど高い技術の指導もしてみたいとも思うが、次のようなことを目標に掲げて取り組む初級班の指導ならではの喜びもある。
 ①スキー教室が終わった時に
  「楽しかった」と思える。
 ②スキーを楽しむための
  多様な技術を身に付ける。

  ①の目標を達成するために、ゲーム感覚を味わうことができる指導と即時フィードバックの2つである。準備運動を含め練習メニューのほとんどで、子どもたち一人の活動に対して点数をつけた。その点数は基本的には加算していくが、転んでしまうと0点にからやり直すというルールも入れた。最初の配点は低いが、練習のレベルが上がるにしたがって配点が高くなる。子どもたちの活動(滑り)に対してその場ですぐに点数を述べるとともに、ワンポイントアドバイスを行う。これを繰り返し励ましの言葉をかけ続ける。
  ②の目標を達成するために、スキー板の立て方や持ち運び方、ストックの握り方、スキー靴の脱着のし方など、滑ることには直接つながることではないが、今後スキー場へ来たときに役立つと思われる。これらの指導の結果、子どもたちはスキーの扱いに慣れ、ある程度スピードをコントロールしながら緩い斜面を滑り下りることができるようになった。また、全ての子どもが「楽しかった」と話してくれた。

  Skiわずか3時間半ほどの練習だったが、繰り返しの練習が続いたので初級の子どもたちにとってはすごくハードだったと思う。しかし、どの子も弱音を吐かず最後まで練習を続けたし、よい笑顔やがんばる表情をたくさん見せてくれたので、それぞれに満足感や達成感を味わい、スキー教室を楽しんだと思う。「来年はリフトに乗りたい」という一人の女の子の言葉に、ぼくも充実感を味わうことができた。

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January 24, 2012

既習事項をどのようにつなげるか

  今、理科では電磁石を扱った単元を学習している。まず最初に「電磁石にはどのような性質があるのか」という学習課題に取り組んでいる。

  電磁石のことを初めて知る子どもたちがほとんどである。そんな子どもたちにその性質を尋ねても全く想像もできないかもしれない。
  そこで、「磁石にはどのような性質があるか」という問いを行う。「電」の部分をとるのである。これだと、
 ・鉄につく
 ・その他の金属につかない
 ・N極とS極がある
 ・磁力が伝わる
 ・方位磁針に近づけると動く

などの性質がすぐに出てくる。つまり、磁石と比べその既習事項をもとに、電磁石の性質も想像できるようになる。
  上の5つの性質について実験をするうちに、磁石とは異なった性質があることに気づく。それは、電流を流すと磁力が発生し電流を切ると磁力がなくなるということである。子どもたちはこの性質にとても驚く。それは、これまでの永久磁石ではできない働きであるからである。次に「磁石にはない性質にはどのようなものがあるのか」を考える場面では、豆電球の学習を想起させる。
 ・豆電球と電池、スイッチで回路をつくり
  オンにすると明かりがつき、
  オフにすると明かりがつかない

つまり、ここで、「電磁石では、電流が流れると磁力が発生する」という性質があるということが想像できるようになる。さらに、ある子が、モーターでプロペラを回す例を示し、
 ・電池(電流)の向きを換えると、
  回る向きも換わる

という既習事項を述べ、新たな性質についても考えることができた。そして、「電池(電流)の向きを換えると回り方が逆になることから、プラス極とマイナス極が入れ替わることで働きが逆になる」「S極N極も換わるのではないか」という想像を導いた。

  これらのことから、指導する場合に、既習事項をつなげることが重要であることを改めて感じた。電磁石の例であれば、磁石の性質と電流の性質をつなげることで、電磁石の性質を想像できるということである。これらのことは、下位目標を考え、スモールステップで指導するということとも関連があると思う。
  既習事項をどのようにつなげるのかということを、今後もしかりと考えていきたい。

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January 23, 2012

既習したことをどのように思い起こすか

  今、国語科では『ゆるやかにつながるインターネット』という教材文を使って学習している。この教材を使ってまずは説明的文章の読み方が身に付けているのかまずは復習を行った。

  「本文にある10段落は、それぞれ『はじめ』『中1』『中2』『終わり』のどれに当たるのか読み取ろう」と一度読み終えた後に投げかけた。すると、それに対して「『終わり』が最終段落である」という意見が早々に出された。次に、「『はじめに』にはどのようなことが書かれているのか?」と発問すると、「『問い』が書かれている」とすぐさま答え子どもがいた。そこで、「『問い』だとわかるところに線を引こう」と指示した。すぐに見つけられない子どももいたので、「『天気を予想する』の文章を見直すとよい」と助言すると、どの子も習ったことを思い起こして正しいところに線を引くことができた。
  Dscf7777ところが、「中1」と「中2」の区切りについて意見が割れた。そこで、区切る根拠を考えさせた。その時、子どもたちが参考にしたのはやはり既習事項である。「天気を予想する」の学習での既習事項を教室の掲示物に求めたり、ノートを見直したりしていた。その結果、「このように」や「しかし」などの接続語を根拠として考えを述べる子どもが多かった。
  
  既習したことをどう思う起こすか、その方法を身に付けさせることが子どもの新たな学びの足場となる。そのためには、普段の授業から、例えば導入で、前回の授業を振り返えらせたり学習の足跡となる資料を提示したりして既習したことを確認する場が必要になる。
  子どもの知識がうまく積み重なるように指導するためにも、子どもが既習事項をうまく生かせるような授業の組み立て方を今後も考えていきたい。

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January 22, 2012

Hot Edu + vol3

  Dscf7745『Hot Edu + vol3』が届いた。今回のテーマは「実物投影機の活用で子どもたちの伝える力を育てたい」である。そして、「子どもが使い方を見せる」や「スピーチのメモを映す」など授業での活用事例12が紹介され、その1つ1つが3つの事例でより詳しく説明されている。その他にも、影山先生の算数科の授業での活用例を11コマで紹介したり、「こんな場面でも使えます」や「教室環境の工夫」など裏ワザのような使い方も紹介されていて実にバラエティ豊かである。

  今回の冊子を見てぼくが考えたことは、本校の学校研究との関連である。本校の研究主題は、「言語活動を通して自分の考えを表現する子どもの育成」である。そして、本年度は国語科、まずは「読む」力を伸ばすことに絞って授業研究を中心に研究を進めてきた。各学年での授業を参観したり実践のまとめを読ませていただき、「言語に関する知識・技能」を身に付けさせたり「的確な理解と論理的な思考・表現」ができるような学習活動を工夫したりする取り組みを全校で実践してきた結果、「読む」力は少しずつ伸びてきた感じがする。
  しかし、実態調査の分析を進めていくと、研究主題解明のためには、読み取ったことを適切に表現する、とりわけ「書く」力より「話す」力をもっと伸ばすことが必要ではないかと感じている。つまり、「読む」でインプットした情報を使って思考した事柄を、「書く」や「話す」というアウトプットによって、さらに深めることができるということである。
  その点に関して高橋先生の「理論&ポイント」の記事「実物投影機の活用で子どもたちの説明する力を育てる」はとても役立った。特に、ポイント①の「説明するテーマを明確に設定」が参考になった。高橋先生は、全国学力・学習状況調査の算数科の「説明」の出題から、「事実」「方法」「理由」の3つを説明するパターンがあることを指摘されている。つまり、「説明する」場合は、そのうちのどのパターンに説明するのかを整理する必要があるということである。もちろん、「方法」を示しながら「理由」を明らかにして「事実」を語るような説明は優れている。しかし、それを一朝一夕に子どもたちに求められはしない。やはり、1つ1つのパターンを何度も経験する必要がある。そのことを高橋先生は、ポイント②の「説明する学習活動をたくさん体験させる」で述べられている。このことは、堀田先生も巻頭の連載コラムの中で、「相手に分かってもらえるような説明する力を毎日の授業の中での自然な学習活動を通して育みたい」と述べられ、「先生が毎日、教室で実物投影機を使って教えていると、子どもたちが発表するときも自然に使うようになる」と指導のポイントも併せて紹介されいる。

  このように考えてみると、次年度は、「自分の考えを表現する子どもの育成」のためは、子どもが相手に伝わるように「話す」(説明する)力に重点が置かれ、日常的な指導のツールとして実物投影機の活用が考えられる。
  そういう意味でも、今回の冊子を今後の研修などに大いに役立てていこうと思う。

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January 21, 2012

日本経済新聞の記事

「日経新聞を読んでいると世の中のことがわかる」という言い方をされることがある。もちろん、世の中の全てがわかるという意味ではなく、それだけたくさんの経済や政治の情報が掲載されているということだろう。言い方を換えると、経済や政治が私たちの生活や仕事にかかわりが深いということである。

 仕事にかかわりが深いということで言うと、ぼくにとっては以下のような記事(1月21日)がかかわりが深い。
①日本企業が存在感
  対インドネシア直接投資18%増

  ここ数年自動車の増産が進むが、
  人件費高騰などの問題もある。
②マクドナルト、宅配本格化
  「中食」市場で攻勢

  東京都内を中心にハンバーガーの
  宅配サービスを本格化する。
③飽食時代に、サービス力がカギ
  70兆円を超える国内食料品市場は
  少子高齢化によって年々縮小傾向にある。
  家で食事を作るための生鮮食品などへの支出
  は減っても、弁当やハンバーガーなどの
  調理品の比率は5ポイント近く増える見込み。
④粗鉄生産、低調脱せず
  東日本大震災と円高による輸出不振により、
  2011年の粗鉄生産量は1.8%減少した。
 ①④は5年社会科の工業の学習に関係している。教科書でも自動車の海外生産について詳しく書かれている。しかし、海外生産がどこの国で行われているのかとなると、年々変化している。その点で、子どもたちの示す資料を新聞記事から得ることも大切である。一方②③の記事は、同じく5年社会科の食料生産や運輸の学習に関係している。コンビニエンスストアや宅配便を扱った授業を行ってきたが、今後はそれらを融合したような「中食(外食と家庭で調理する内食の中間)のサービスについても学習することになるのかもしれない。一人暮らし世帯が増え、料理するより買った方が安価で楽だ考える人が増え、食生活の変化が益々進む。生鮮食品の支出が減ることは農業や漁業への影響もある。現在では食料生産でも工業でも運輸が扱われている。物を運ぶ仕事や情報など、社会の変化に対応した学習が社会科で求められる。

  社会科以外の教科や領域はもちろん、生徒指導などにおいても、様々な生活環境の変化を知っておくことが大切になる。たった週1回だけど、世の中の動きに関する情報を得ていきたいと思う。

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January 20, 2012

「早い一週間だった」という言葉から

  20日金曜日は、毎週恒例の学年部会。15分ほどで、今週の振り返りや次週の予定の確認の他、学年に関する事項について検討や共通理解を図っている。 

  今週の振り返りの中に、「早い一週間だった」と言われて先生がいらっしゃった。その言葉は、単に「忙しかった」という意味ではなく、「とても充実していた」という意味だとぼくは理解した。その先生はさらに、「子どもたちからも『早かった』という声を聞いた。」とおっしゃった。
  今週から、卒業に向けた取り組みや総合的な学習の時間の他、版画も大詰めを迎えている。しかし、それぞれの先生が、学習しやすいように段取りよくしたり環境を整えたりしてくださっているので、子どもたは意欲的に、そして集中して取り組んでいる。「早く過ぎる」ということや「忙しい」ということを、「大変だ」ととらえるか「充実している」ととらえるかだと思う。もちろん、そのためには、指導者の段取りと環境整備、そして、目配りは欠かせない。

  6年生になれば、もっともっとタフなスケジュールの中で学習や活動に取り組む状況も出てくる。それをうまく乗り越えるための力がつくように、今年度4月から指導を続けてきたし、これかも続けていく。ある程度たくましくなった上で最上級生として、砺波東部小学校をよいよい方向に導くようなパフォーマンスができるような子どもたちになればなあと期待している。

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January 19, 2012

模擬授業を考えそれを実践する効果

  Dscf773819日の社会科の時間に、「気象情報を伝える」をテーマにした授業を行った。子どもたちの反応や参観してくださったF先生のお言葉から、この授業に手応えを感じた。

  この授業は、一昨年に堀田先生が主宰される研究会でやらせていただいた模擬授業を実践したものである。本時の目標は、「気象情報は、人々の仕事やくらしに役立つように、いろいろな方法によってくわしく伝えられていることに気づく。」であり、教科書の流れに沿ったものである。
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 ①本時のめあてを確認する。
 ②気象情報を仕事やくらしに
   役立てていることをふり返る。

   まず、いろいろな仕事をしている人が、
  「どんな気象情報を、どのような方法で知り、
   どのよう役立てているのか」を知る。
  次に、自分や家族はどうかを考える。
 ③気象情報がどのようにして伝えられているのか
   説明を聞く。

   教科書の『気象情報がとどくまで』をつかって、
   情報を「集める」「つくって発信する」「受信する」
  の3つの流れるを理解する。
 ④気象情報がいろいろな方法によって
   くわしく伝えられていることについて話し合う。

   まず、「テレビとインターネットの気象情報の
  どちらを利用するのか」について
  理由も含めて意見の述べる。
   次に、いろいろな仕事をしている人が、
  その受信方法を利用する理由を予想して話す。
 ⑤本時の学習をまとめる。
   「人々の(      )に役立つように、
   (         )によって
   (      )伝えられている。」の(   )に
   当てはまる言葉を考え、声に出して読む。
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この授業は、①と②で導入、③と④で展開、⑤で終末という基本的な授業構成になっている。
  Dscf77192②では気象情報について興味をもたせるために、社会科の学習で扱った農家の方や漁師さん、普段出入りしているコンビニエンスストアの人、そしてあまり接したことがないタクシードライバーという4つの職種の方を取り上げた。模擬授業のときとはちがって、配布した表に空欄を設け、子どもたちに予想する場面を設けた。これも「どうかなあ」という知的好奇心につながったと思われる。
  Kisyou6展開では、③で教えて④は考えさせた。③では、あまり聞いたことがないと思われる電話の気象情報の音声を流したり、あまり見たことがないと思われる自動販売機や電車の掲示板などによる気象情報の写真を提示したりした。Kisoyu7このことが「なるほど」という子どもたちの納得感につながった。④では、あえてテレビとインターネットの2者択一を迫った。一人だけがインターネットで後は全員テレビだったが、その子の“インターネットを利用する理由”を聞き、「なるほど」という雰囲気が教室中に広まった。
  Kisyou13終末では、穴埋めの言葉を考え、一度全員で読んだ。たったそれだけのことだけど、「くらしや仕事」「いろいろな方法」「くわしく」というキーワードが子どもたちの頭に残ったようだ。
  授業後に感想をノートに書かせた。Aさんの記述には、
 ・「受信方法」や「活用法・活用意図」が
  人に違って異なる。
 ・私たちが得る情報は、いろいろ機関や会社が
  かかわって伝えられている。
 ・自分はテレビがよいと思ったけど、
  インターネットを活用して情報を得る
  方法もよい。
などがあった。

  この授業は模擬授業としてつくったが、多くの先生のご指導を受けてブラッシュアップされたので、子どもたちにも満足感を与える授業として提供することができた。つまり、よい模擬授業をつくることは実際の授業実践にかなり役立つということでである。具体的に言えば、授業の目標やそれを達成する道筋が明確である(落ちがある)ということと、学習者の知的好奇心を高めたり理解を促したりするめの手立てを適切に講じるということである。
  今回の授業実践をもとに、今後も模擬授業を通して授業づくりをブラッシュアップさせるということを続け、周りにも広めていきたい。

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January 18, 2012

最上級生に向けて①(自ら役割を果たそう)

  3学期の5年生には、全校をリードする様々な活躍の場がある。それらの場を通じて、3ヵ月後に迫った最上級生に向けて、全ての子どもに「伸びる」チャンスを与えたいと思い、学年で取り組んでいる。

   Dscf769223学期の活躍の場としては次のようなものがある。
 ①卒業生ありがとう集会
 ②バトンタッチ集会(6年生との引き継ぎ)
 ③委員会紹介集会(4年生との交流)
 ④2月の児童集会
 ⑤清掃班・校外班・通学班などのリーダーの引き継ぎ
 ⑥卒業式の準備・片付け
またその他にもスキー教室でも開閉会式やグループ活動などでも活躍の場がある。
  Dscf770417日にその内容をA先生から説明していただき、自分がなりたい役割のところにネームプレートを貼った。そして18日、自分の役割を決め、早速活動に入った。A先生とB先生は主に①②を担当していただき、ぼくは、③④を担当することになった。
  まず、③についてどのような形式で4年生に委員会紹介をするのか全員で話し合った。これまでの児童集会では聞き手の前に立ち順番に発表するというやり方が多く、11月の収穫感謝集会でもその形式だった。子どもたちもそのような形式しか経験したことがないので、それ以外のアイディアは浮かばなかったようだ。そこで、2年前の委員会紹介集会の形式を紹介した。すると、その効率的で、聞き手の集中力も高まり、さらに発表する自分たちも楽しめる形式に子どもたちが賛同した。
  それと同時に、急きょ5年生が受け持つことになった応援の役割も決めた。進んでやりたいという子どももいたが、消極的な子どもも多かった。

  この指導を通して感じたことは、子どもにはまずは経験させることが大切であるということである。知らないこと新しい発想が生まれないし、やってみないとよいかどうか判断がつかないので消極的なる。このようなことから一歩前に進めてやることが、最上級生を迎えようとしている今の5年生に必要な指導なのだろう。一人一人の子どもが自分の役割に自覚と責任をもって働きかけ、「やってよかった」という満足感と「やればできる」という自信、「今度はもっとこんなふうにやりたい」という意欲と主体性がもてるような学年での取り組みになるようにしていきたい。

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